乗り物に酔ってしまったら・治し方と酔い止め【「乗り物酔い」を理解して、より楽しい旅に。】

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移動中のムカムカや不快な気分が心配で旅行や出張、お出かけがユウウツになっていませんか。乗り物酔いの原因を知って、きちんと予防、しっかり対処。安心して楽しくすごしましょう。

乗り物に酔ってしまったら

乗り物酔いは、軽いうちに対処しましょう!

いつもは酔わないと言う人でも、その日の体調や心理状態から、乗り物酔いになることがあります。症状が重くなるケースもあるため、早めの対処を。

乗り物酔いかな?と思ったら、まずは新鮮な空気や風にあたって、気分を変えます。

あくびや生つばが多く出るようになって、ムカムカしてきたら、がまんせずに同乗者にも申告。ひどくならないうちに慌てずに対処しましょう。
乗用車やバスなどは、まず窓を開けて新鮮な空気を吸います。船なら、デッキに出て風にあたります。
ベルトやネクタイ、シャツの襟元など、からだを少しでも締め付けているものがあればすぐにゆるめ、ジャケットなども脱ぎます。
うずくまったり、頭を下に向けたりすると気分がより悪くなるので、頭は座席のヘッドレストに預けるようにして動かさず、目線は進行方向を見てできるだけゆったりと過ごします。
吐き気が治まらない時は、思い切って吐いてすっきりするのも手です。

1.窓を開けたり外に出て新鮮な空気を吸います。 2.ベルトやネクタイ、などは緩めます。 3.頭はヘッドレストに 預けて、安静に。目線は進行方向に。

緊急事態にこそ役立てたい、乗り物酔い専用薬。

酔ってからのいちばんの対処法は、乗り物から降りて安静にすることですが、飛行機や新幹線、船などの途中下車はまず不可能。窓を開けることもできませんね。そんな緊急事態にも役立てたいのが乗り物酔い専用薬です。
少しでも不快な感じがしてきたら、すぐに服用しましょう。水なしで服用できるタイプもあります。また、眠くなりにくいタイプなどは出張や、景色を楽しみたい旅行にもおすすめです。
「動揺病」「加速度病」といった病名がついた乗り物酔いは、一種の病気でもあります。専用薬の力を借りることで、症状が重くならないように対処。到着してからの予定もより楽しく、スムーズになります。

監修

稲葉 岳也 先生Dr.Inaba

いなばクリニック院長

◆資格
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本レーザー医学会認定医

◆経歴
東京慈恵会医科大学卒業後、2004年に、いなばクリニックを開業。
耳鼻咽喉科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科、内科、アレルギー科を主体とした総合アンチエイジングクリニック。 また、かかりつけ医として、地域への密着を目指したクリニックです。

まとめ

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