「乗り物酔い」を理解して、より楽しい旅に。
移動中のムカムカや不快な気分が心配で旅行や出張、お出かけがユウウツになっていませんか。乗り物酔いの原因を知って、きちんと予防、しっかり対処。安心して楽しくすごしましょう。
病気と考えられ、病名もついている乗り物酔い。
軽く考えていると症状がどんどん重くなることがあります。
誰にでも起こりうるのが、イヤな乗り物酔いです。
乗り物酔いとは、車や船、飛行機、さらには遊園地の遊具など、乗り物での動きにより起こる不快な症状の総称。別名、「動揺病」や「加速度病」と呼ばれるように、動きや揺れ、スピードの変化などにより起こります。
比較的、女性の方が多く見られ、中には体質や遺伝的に酔いやすい傾向がある人もいるようです。
しかし、大人になっても症状や程度の差はあっても、誰にでも起こりうるのが乗り物酔い。短い距離や軽い揺れでも不快な症状を感じる場合もあります。
あくびや生つばが多く出はじめたら、早めの対処を。
乗っているうちに、ムカムカしてきて、あくびや生つばが出はじめたら、乗り物酔いの初期症状です。
だるさや頭痛を感じることもあり、次第に嘔吐やめまいなどの気持ち悪さが強まってきます。さらにひどくなると顔が真っ青になって手足の震えや冷や汗が見られ、嘔吐の回数が多くなります。
呼吸ができなくなったり、気が遠くなるなど重症化する場合もあります。「動揺病」など、病名もついている乗り物酔いだけに、「そのうちおさまる」と軽く考えずに、早めに対処することが大切です。
監修
◆資格
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本レーザー医学会認定医
◆経歴
東京慈恵会医科大学卒業後、2004年に、いなばクリニックを開業。
耳鼻咽喉科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科、内科、アレルギー科を主体とした総合アンチエイジングクリニック。 また、かかりつけ医として、地域への密着を目指したクリニックです。
まとめ
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